善通寺市中小企業競争力会議とは
中小企業の振興を民間レベルで検討する会議の必要性が求められ、商工会議所内に「善通寺市中小企業競争力会議」を設置いたしました。中小企業振興基本条例とは
中小企業振興条例とは何ですか?
善通寺市の地域経済を支えているのは地場の中小企業ですが、長い間の不況で元気が失われています。企業が活力を取り戻すためには事業主の経営努力が大切なことは言うまでもありません。しかし、それだけでは構造不況を切り開いていけません。この問題は、全国の地域と中小企業が抱えている大きな課題です。
善通寺商工会議所は、会員有志の提言をもとに研究を行い、市に対して中小企業振興基本条例の制定を要望しました。基本条例をつくることは、行政が主体的役割をもつことで地域中小企業の活性化を図ろうとするものです。
昨年12月の市議会で条例案が可決成立し、本年4月よりスタートです。
条例の中身はどうなってるの?
この条例は中小企業振興の基本理念を定めたものです。
市が中小企業振興基本計画をつくり、そして、市、商工会議所、事業所、市民が役割分担して取り組む仕組みが記されています。審議機関として有識者や関係者で組織する「中小企業振興会議」も設置されます。 (条例文は市のホームページをご覧下さい。)
新年度は何を行うの?
最初に市と商工会議所が共同で中小企業の実態調査を行います。その調査結果を参考にして基本計画を作り、出来るものから実施していきます。
商工会議所の役割とは?
商工会議所とは、条例のなかで、中小企業者の経営向上を支援し、地域づくりに関与する役割を担っています。
昨年度は、会議所役員や事業主、市の担当者の方々が参加し、民間レベルで検討する中小企業競争力会議を設置しました。3月に中間報告をまとめ、常議員会報告後、4月22日に市長へ政策提言しました。
本年度は実態調査を行うほか、官民共同でのシンポジウム開催も計画しています。