国際ロータリー第2670地区　善通寺ロータリークラブ

2024−2025年度のRIのテーマは「ロータリーのマジック（The　Magic　of　Rotary）」だそうです。「マジック（魔法）」とは、どういう意味でしょうか。私たちはマジシャンではありませんし、魔法使いでもありません。ロータリーに入れば、魔法が使えるようになるとでもいうのでしょうか
   このような疑問について、ＲＩ会長のステファニー・アーチックは、次のように語っています。「誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません」「それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック（魔法）を生み出すのです」
　そう言われれば、私にも思い当たるところがあります。私はロータリークラブに入って10年になりますが、多くの尊敬できるロータリアンに出会い、そのたびに心を動かされてきました。また、短期交換留学生やソフトテニス、ブルーベリー摘みなど、さまざまな奉仕活動によって、子どもたちが笑顔になるのを見てきました。それは、私たちひとりひとりの力を超えたものであり、まさに「マジック（魔法）」というに相応しいものです。同じ活動をするのでも、嫌々するのと、率先して取り組むのでは、まるで異なった体験になります。他人の喜びを自らの喜びとする、社会や子ども達のために奉仕することを理想とする、そのような奉仕の心を持った人だからこそ、感じられる体験があるはずです。その意味では、「マジック（魔法）」を生み出すのは、私たちひとりひとりの奉仕の心であるといえるのではないでしょうか。
　さて、2024−2025年度は、これまでロータリークラブで取り組んできた事業（夜間例会、観月例会、家族例会、花見例会、職場訪問例会、家族旅行、石巻南口ークリークラブとの交流等）をできる限り継続しながらも、ひとつでも多くの感動や発見を見つけられたらと思います。また、会員の増強と多様性の促進、組織運営のスリム化にも力を入れて、取り組みたいと思っています。みなさまの御理解と御協力をよろしくお願い致します。